大晦日透析

「じゃ、行ってくる。」
「帰ったら、お蕎麦ね。」

年越し蕎麦の準備して、
大晦日の夜に透析に出掛ける。

大晦日は家族団らんで、
一年のニュースをおかずに、
紅白歌合戦を肴に、

他愛なく大笑いして、いつの間にか除夜の鐘を聞く。ものだった。

「変わり無いですか?」
「ありません。」
「良いお年を。」
「ありがとうございました。」

院長先生と年末の挨拶をかわす。

こんな年の瀬まで、お医者さんに体の調子を尋ねてもらえる。しかも一日おきに。

ひとり大晦日の透析のベッドで、これを一病息災と喜ぶべきか。


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