自分の「手」でも痛いところに当てれば、痛みが和らぐ。
ましてや、お医者さんの「手」だったら、痛みが消える気がする。
「大丈夫、こういう方向(手首と平行)に切るから、どうしてもここの神経を痛めちゃうんだ。」
「そうですか。」
「治るから心配ないよ。」
「良かった。」
「時間がかかるけどね。」
「そうですか・・・。」
治るんならイイ。
何か大事になってしまう前兆でなければイイ。
心臓手術で左手の薬指と小指が痺れたままで、
シャント手術で親指の痺れが加わった。
今更ながらに、障害者だ・・・。
(
つづく)